治療はまず命を守ること<前編>

みなさま明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

新年第1回目のブログは、医療法人やわらぎ会やわらぎクリニック(奈良県)の院長、北 廣美先生にお話しを伺いました。 前編・後編に分けてお届けします!

—先生のご経歴と、普段の治療で心掛けられていることなどを簡単に教えてください。

「やわらぎクリニックの北 廣美です。健康という財産を守るために、”ぬくもりの医療”を大切に、日々患者さんとコミュニケーションしています。

がんの治療に関しては、いわゆるがんの三大療法(=手術・抗がん剤・放射線)と補完代替医療を組み合わせて、“患者さん一人一人を診る治療”を実践しています。もともとは、消化器外科にいまして、胃癌、大腸癌、膵臓癌、甲状腺癌、乳癌の治療を専門的にやってきました。腹部外科の専門医となって、約40年経ちました。」

 

―40年治療に当たられてきた中で、治療の進化はどうお感じですか?

「私が大学病院に入って務めた頃というのは、癌の治療というのは限られた治療しかなかったんです。今のように抗癌剤とか放射線治療、ましてや免疫療法はなかったので、手術が中心でした。手術すると臓器はなくなってしまうんだけれども、1番大事なのはまず命を助けましょう、ということですね。

医療は、そういう意味でも”命をどういう形で守るか”という考えのもとに発達してきたものと私は考えています。

昔は、拡大根治手術、つまり、大きくできるだけたくさん切り取るのが主流だったんです。今はできるだけ後遺症や日常生活への影響が残らないような縮小された手術が中心です。その手術だけでは足りない部分を抗癌剤とかホルモン療法とか放射線とか、色んな治療がそこに加わっていきました。それでも、まだそれだけでは足りない方もいらっしゃるのも事実です。」

 

―再発や、根治できない状況もありますものね。

「はい、どうしても再発も起こるのががんという病気です。

局所だけではなく、がんが発覚した時点で転移している人もいます。そうするとどこの病院でも最終的にはお手上げの状態になってしまうことがありますね。

一般的には、お手上げになった時には患者さんの治療というのはできなくなるため、縁が切れてしまうことがあるんです。治療ができないから、主治医と患者さんの縁が切れてしまう。」

 

―縁が切れてしまうことで、切ない気持ちにもなることはないですか

「主治医と患者さんとの仲が切れる、途絶えてしまうことは私は良くないな、と思っていました。”患者さんといつまでもずっと寄り添っていくという間柄”でいることが必要だと思います。

治療も必要だけれども、その人の人生、例え1日でも幸せになってもらいたいという気持ちでいかないと治療はできないですよね。

”そのために何が必要か?”という事であらゆる治療法を探していたんですよ。本当に日本中を歩いていたんです。病院の診察が休みの土日に、時間があったらあっちこっちに泊まり込んでいましたね。」

 

―新たな治療法を探す旅をされたのですね。その中でAHCC®を知って、どのように感じられましたか?

「日本全国、いい治療を探し求める旅をはじめて11年くらい経ってからですね。AHCC®のことをちょっと耳にして、それでAHCC®の講演会が大阪であると言うので、それを聞きに行きました。

非常に素晴らしい話を聞かせていただいたんです。
今ある治療とAHCC®を組み合わせた症例で、AHCC®も寄与している可能性がある、という話を聞いて、これを試したいと思ったのが始まりでした。

AHCC®を治療と併用した1人目の患者さんは、大きな肝臓癌があった方でした。『良くなったらどうしたいですか?』と聞いたら、『ハワイへいっぺん行きたいです』とおっしゃるから、入院中だけど許可しましょうとお伝えしました。」

 

―その方は実際にハワイに行かれたのですね!

「はい、ハワイから帰って来たらさらに元気になっているんですよ。目の前でそれが起きていたからすごい!という気持ちでした。

健康食品はいくつかありますけども、それらをどういう風にして使い分けていくかということが大切です。使い分けていくうちにいくつかの情報が入ってきます。

アミノアップ化学さんからは、AHCC®についていつも最新の情報が出ているので役に立っています。」

 

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北先生のお話は後半に続きます。

後半もどうぞお楽しみに!

 

北 廣美(きた ひろみ)先生

医療法人やわらぎ会 理事長

やわらぎクリニック 院長

公式ホームページ:http://www.yawaragikai.jp/clinic/

住所:奈良県生駒郡三郷町立野南2-8-12

電話 0745-31-6611